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機関誌JAHMC/書籍

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用語解説 は行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

ペイアズユーゴー(2011年01月号掲載)

ペイアズユーゴー(pay as you go)。賦課(方式)のこと。社会保障での利用者負担などを指す。ペイアズユーゴー方式(system)あるいはペイアズユーゴー原則といった使い方をする。
 介護保険改革に関連して、社会保障審議会介護保険部会の審議の場で頻繁に用いられるようになった。介護給付の拡充や新規施設の導入に際して、財源確保のためにペイアズユーゴー、つまり利用者負担の原則を確立しておこう、という考え方である。そうでなければ保険料を引き上げるか、消費税を増税する以外にない、ということになる。
 厚生労働省は介護保険部会に議論の論点として、現在は全額を保険で給付している居宅介護支援や介護予防支援(ケアプラン作成)に利用者負担を提案している。また特別養護老人ホームなどで保険給付の対象となっている多床室の室料について、1割の利用者負担を「必要程度」引き上げることも提案している。軽度者の利用者負担の引き上げや、生活援助サービスの給付の縮小も論点に含まれている。

看護職員需給見通し
 今後5年間の看護職員の必要数と供給数の見通しを試算したもの。厚生労働省は11月22日に開いた検討会で第7次(2011~2015年)の試算を提示した。それによると、2015年の看護職員の需要数は150万1,000人。これに対し供給は148万6,000人の見込みで、充足率は99.0%に達する。
 需要推計は、都道府県が医療機関に対して実施した回答を集計、ヒヤリングにより精査したものである。供給は、養成機関の新設・廃止の動向、学生の進学・就業の動向を踏まえて新卒就業者数を推計した。
 就業者のうち短時間勤務者は常勤換算で計算している。こうした事情もあって、検討会のメンバーからは、需要をもう少し高く見込む必要があるのでは、との意見がでているという。

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