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用語解説 あ行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

医師数の変化、開業医の若年化(2007年06月号掲載)

診療所の年齢構成を見ると1994年以前は、60~69歳の割合が診療所総数の伸びの元となっていたが、最近では、40~59歳の医師の増加が総数を押し上げている。すなわち、開業医の低年齢化が進んでいることが分かる。

 診療所の増加する背景には、医療制度改革による急性期病床を減らす政策、療養病床を2012年度までに36万床から15万床へ減らす政策が大きくかかわっている。
 国としては、急性期病院に医師の集積を図り医療密度の向上を期待する政策上の意図はあるものの、今後病院勤務医の減少は避けられない。医師側から見た場合には、早晩、病院での勤務医師のポストの減少の懸念から医師の開業ラッシュが起きるのではとの予測から、今のうちから開業を目論む医師層が増加している。

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