用語解説 あ行
この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。
医療技術評価(2022年03月号掲載)
各種の医療技術は診療報酬に反映される。評価を担当するのは中医協の医療技術評価分科会。令和4年度改定についてみると、評価対象となった技術は733件(新規284件、既存449件)で、このうち175件(新規技術77件、既存技術98件)を、「診療報酬改定において対応する優先度が高い技術」と評価した。
技術評価を提案するのは主として関連学会で、評価対象175件のうち170件は関連学会からの提案であり、残り5件は先進医療として実施されているものである。
優先度が高いとして評価された例としては、人工知能技術を用いた画像診断補助に関する加算、ニューロリハビリテーション、口腔不潔度測定などが挙げられている。