用語解説 あ行
この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。
医療措置協定(2024年06月号掲載)
新興感染症の発生・蔓延時に、新興感染症に対応する医療と通常医療の提供体制を維持するため、改正感染症法(令和4年法律第96号)に基づき、都道府県と医療機関が結ぶことになっている協定。締結作業は2024年9月を目途に完了させることになっている。
2023年12月15日現在の確保病床数は、全国の目標値5万1,000床に対し、締結の見込みは3万3,723床で66%、うち流行初期確保病床数は同1万9,000床に対し同1万4,263床で75%。発熱外来は同4万2,000機関に対し、同2万5,959機関で62%だが、流行初期の協定締結医療機関は同1,500機関に対し8,443機関と、すでに目標値を大きく上回っている。