用語解説 あ行
この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。
医療法人の類型(2007年09月号掲載)
第5次医療法改正(2006年6月)により、医療法人の類型は財団、社団の方式で計9類型(経過措置により5年間存続する特別医療法人を含めると11類型)になる。
財団方式は一般の財団医療法人に加えて、特定医療法人、社会医療法人(新設)、特別医療法人(5年存続)の4類型。社団方式は持ち分なしの特定医療法人、社会医療法人、特別医療法人(5年存続)、一般の持ち分なし社団医療法人、基金拠出型法人(新設)、一般の持ち分あり医療法人、出資額限度法人の計7類型。
社団医療法人のうち、「持ち分あり」から「持ち分なし」への移行は可能であるが、逆戻りはできない。しかし一般の持ち分あり社団医療法人と出資額限度医療法人は後戻りが可能である。
2006年(平成18年)3月31日現在の医療法人数は41,720で、うち財団医療法人396(0.9%)、社団医療法人は41,324(99.1%)。社団のうち持ち分なしは410(1.0%)、持ち分ありは41,914(98.1%)。特定医療法人は財団、社団合わせて395(0.9%)、特別医療法人は61(0.1%)。一人医師医療法人は34,602(82.9%)、うち医科27,998(67.1%)、歯科は6,604(15.8%)となっている。