用語解説 さ行
この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。
在宅復帰率(2014年05月号掲載)
長期入院を抑制し早期退院を促進するために、2014年度の診療報酬改定で入院料算定の要件の一つとして新設した基準。高度急性期・急性期(入院基本料7対1)は75%以上、亜急性期60%以上(2014年9月30日廃止)、地域包括ケア病床70%以上、回復期リハ病棟Ⅰ70%以上、回復期リハ病棟Ⅱ60%以上、長期療養病棟には50%以上の場合に加算がつく。
在宅復帰率の定義は、直近6ヵ月間に「自宅、回復期リハビリテーション病棟入院料、地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料)、療養病棟(在宅復帰機能強化加算の届け出病棟に限る)、居住系介護施設など介護老健施設(在宅強化型老健施設、在宅復帰・在宅療養支援機能加算の届け出施設に限る)」に退院した者(転棟患者を除く)の割合とされている。