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用語解説 ま行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

慢性期医療のClinical Indicator(2010年08月号掲載)

日本慢性期医療協会が本年6月に設定した慢性期医療機関の機能を評価する臨床指標。医療、薬剤、看護・介護など10領域に分けて、機能を点数で評価する。同協会が本年度から独自に実施している「慢性期医療認定病院」の認定審査に利用する。
 評価領域は、①医療、②薬剤、③看護・介護、④リハビリテーション、⑤検査、⑥栄養、⑦医療安全・院内感染防止対策、?終末期医療、?チーム医療、?地域連携からなる。領域ごとに5~8項目で構成し、2~0点の3段階で評価する。
 例を挙げると、医療領域7項の第1項目は「入院時医療区分の3ヵ月後の改善率(算定期間に限りのない区分の患者は除く)」は、医療区分の改善した患者数を医療区分の変化した(改善+悪化)患者数で除し、100を掛けた値(%)とする。点数は60%以上を2点、40%以上60%未満を1点、40%未満を0点として評価。
 評価基準の改善率とは「医療区分3から、2または1への改善率」「2から1への改善率」であり、入院時の医療区分をもとに、死亡退院者を含めて算出する。

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