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用語解説 か行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

改正保健師助産師看護師法(2009年08月号掲載)

改正「保助看法」と略す。7月9日の衆院本会議で全会一致で可決成立。施行日は2010年4月1日。今回の改正の主なポイントは、
1.看護師の国家試験の受験資格に4年制大学卒業者を明記。
2.保健師・助産師の教育年限を6ヵ月以上から1年以上に延長
3.卒後臨床研修の「努力義務化」
 看護師国家試験の受験資格は、現行法では修業年限が「3年以上」とされており、この中に4年制の大学卒業者も当然含まれているが、わざわざ「4年制大学卒」を条文に加えたのは、保助看の基礎教育の年限を延長していくことを明確にする狙いがあるとされている。
 卒後研修の努力義務に関しては、「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の一部改正により、国、病院等の開設者、看護師等それぞれについて「研修」を明記し、国及び地方公共団体の責務としてはさらに「看護師等の確保を促進するために必要な財政上及び金融上の措置を講じなければならない」(第4条)と規定した。
 厚生労働省は保助看法改正の作業に併行して「新人看護職員研修に関する検討会」(4月30日)を、また文部科学省はそれに先んじて「大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会」を発足させるなど、法の趣旨に沿った改革にすでに取り組んでおり、日本看護協会は「看護の新たな時代の幕開け」との見解を明らかにしている。

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