用語解説 さ行
この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。
産科医療補償制度(2009年02月号掲載)
通常分娩で出生した脳性麻痺児を対象に、本年1月1日から開始した補償制度。在胎週数33週以上、出生体重2,000g以上の重度脳性麻痺児が補償対象となり、基準を下回る場合でも個別審査で補償対象となる場合がある。補償対象となる出生児には一時金と分割金を合わせて3,000万円が支払われる。
制度の運営は日本医療機能評価機構が担当する。同機構は、補償対象となる脳性麻痺児を適切に診断するため、「診断協力医」を委託することとし、日本小児科学会などを通じ募集する。