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用語解説 か行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

看護師特定能力認証制度(2012年10月号掲載)

高度な臨床実践能力を持つ看護師が、幅広い医行為(診療の補助)を含む看護業務を実施できるようにする制度。特定の医行為が診療の補助の範囲に含まれることを明確にし、保健師助産師看護師法を改正して位置付ける。
特定の医行為とは、たとえば褥瘡の壊死組織のデブリードマン、脱水の判断と補正(点滴)などで、2011年度特定看護師(仮称)業務施行事業の実施状況などを踏まえ、引き続き検討する。9月には医行為分類(案)と教育内容等基準(案)の説明会を開き、関係団体・学会の意見を求めた。
この制度が実現すると、能力認証を受けた看護師は医師の包括指示のもと、一般の看護師は医療安全体制を確保したうえで、医師の具体的指示のもとで、特定の医行為を行うことになる。

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