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用語解説 は行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

美容医療(2024年09月号掲載)

 厚生労働省は2024年6月27日、「美容医療の適切な実施に関する検討会」(座長:小野太一・政策研究大学院大学政策研究科教授)を立ち上げた。背景事情として、近年、美容医療を提供する医師・医療機関が増加している中で、利用者による相談件数や危害事例の増加がある。美容外科を標榜する診療所数は2008年の983施設から2022年は1,404施設に増加、特に医療法人による開設が増加している。診療所で美容外科に従事する医師は2008年と比べて2022年には3.2倍に増加、その半数強を20~30代の医師が占めている。また、美容医療に関する相談では、皮膚障害、熱傷、消化器障害など「危害」に該当する件数が増えている(2018年394件から2023年796件)。
 美容医療は自由診療として提供されていることから、指導・監査等の範囲が限定的である。
 こうした状況を踏まえ、検討会では広く社会通念上美容を目的として行われる医療行為を「美容医療」とし、診療の場面における課題(勧誘、説明、契約)と、具体的な診療の基盤となる行為(医療機関の開設、医薬品の仕入れ、広告等)について議論を進め、年内を目途に事例の整理・課題・要因を示すとともに、対応策を整理する。

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