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用語解説 か行

この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。

過労死等防止対策大綱(2018年08月号掲載)

過労死等防止対策推進法(平成26 年法律第100 号)に基づき、過労死等を防止するために政府の重点対策や数値目標などをまとめたもの。2015 年7 月、閣議決定。3 年後を目途とする見直しにより、2018 年に改定となった(政府案は5 月に過労死等防止対策推進協議会で了承、7 月に閣議決定)。

数値目標は、過労働時間60 時間以上の雇用者の割合を2020 年までに5%以下にすること、年次有給休暇の取得率を2020 年までに70%以上とすることなど。改定では「勤務時間インターバル制度」の導入推進を盛り込んだ。これは、前の終業時刻と次の始業時刻との間に連続した一定の休息時間の確保を義務付ける制度。

勤務時間インターバル制度は、過労死等の防止に極めて有効とされるが、実際に導入している企業は1.4%で、導入を予定・検討している企業(5.1%)を含めても6.5%にとどまっている(2017 年度就労条件総合調査)。また、制度を導入していない理由としては、「制度を知らなかった」と回答した企業が40.2%に上っており、今回の改定ではこれを20%未満に減らすとともに、導入企業の割合を10%以上とする目標を掲げている。

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