用語解説 A-Z
この用語解説集は、当協会の発行する医業経営情報誌「機関誌JAHMC(ジャーマック)」でこれまでに掲載された「用語解説」の記事をデータベース化したものです。
【注意】掲載内容については、発行当時の情報に基づいた内容となりますので、現在の状況と異なるものがありますことをご了承ください。
RECAI(2024年03月号掲載)
「Receipt Clustering using AI」の略称で呼称は「りかい」。社会保険診療報酬支払基金のAIによるレセプト振分機能審査支払システムのこと。名称は、同基金職員からアイデアを募り決めた。
AIによるレセプト振分機能の審査支払システムは、2017年に政府がデータヘルス改革推進計画を策定以来、改良を重視。2種類のAIを組み合わせ、目視対象レセプトとするか否かを判断し振り分けするシステムをレセプト審査に取り入れた。導入後2年で、年間約6,000万枚のレセプトの目視確認を減らすことに成功し、2023年10月には目視する割合を全体の1割まで絞り込むことができたという。